パーマ剤の基礎知識

髪質改善って一体何?を説明するための予備知識その1。

パーマ、ストレートパーマに使われているお薬を説明していきます。美容師さんには当たり前の知識かもしれませんが、一般の方にはカールのつくパーマと、真っ直ぐにするストレートパーマは薬剤も別物と考えがちですが実は一緒です。(液体、クリーム、ジェルなど形状が違ったりします。)

パーマ剤の1剤、2剤についでご説明いたします。

1液

一液の中身は還元剤(主成分)・アルカリ剤・安定剤・水などでできている

1液の主成分【還元剤】とは?

髪の毛内部のシスチン結合(SS結合)を切断する成分

医薬部外品化粧品の2種類

◆医薬部外品(医薬部外品はカラー同日施術NG)

チオグリコール酸(医薬部外品・化粧品)

S-1(親水性領域内部コルテックス還元)

アルカリ領域

分子量が大きく、キューティクルを開くためにアルカリ剤が必要。強い還元力があり硬めの質感。健康毛に。

システイン(医薬部外品・化粧品)

S-1(親水性領域表面キューティクル還元)

アルカリ領域

マイルドな還元力で柔らかい質感。細毛・エイジング毛に。

◆化粧品 (1液中に還元剤は7%まで配合)医薬部外品カラー同日施術OK

システアミン

S−2・Sー1(疎水性領域表面・親水性領域内部還元)

酸性からアルカリ性で使用できる

分子が小さく浸透性が高い。しっかりした質感。

チオグリセリン

S-2(疎水性領域内部還元)

酸性から中性領域。

スピエラ(ラクトンチオール)

S−2(疎水性領域内部還元)

酸性領域が得意

反応が穏やかなので時間がかかる。柔らかい質感。酸性から中性で使用できる。

GMT(モノチオグリコール酸グリセリン)

S-1(親水性領域内部還元)

酸性領域が得意。

※サルファイト(亜硫酸ナトリウム)

S-1(親水性領域外部還元)

髪への負担が少ない。他の還元剤とは仕組みが違う。切断されたSS結合は再結合されない

2液【酸化剤】

医薬部外品

過酸化水素

酸化作用が強い。放置時間短くてOK

化粧品

臭素酸ナトリウム(ブロム酸)

酸化作用が弱い。十分時間を置く必要がある。

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